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343以降のつぶやき

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343

命という道具
人は好きな事をして死んでいく人もいれば
利他的に生きて死んでいく人もいて
善し悪しは別にして人類バランスの妙だ
神の道具ということでなく
命は人間一人一人の道具なのでしょう

風の中に聞こえる
蟻の足音、草花が揺れる音、脈打つ心臓
ただ育つ音、衰える音
我々の感情は音とはなれず
ただ風を見ている

「売春婦を軽蔑する」ことをよくよく考えてみると…
本当に軽蔑することができるのだろうか?

絡み合う輪廻
もつれる足元
時々四足歩行

常に試されでいる
様々な裁きに晒され
心ある弁護士となれ

嘆きの肛門、口は脳となれ
嘆きの視聴覚、脳はもっと自己をもて
四肢五体はお前が頼りだよ

本当は毎日ハラハラドキドキの人生なんだろうなぁ
愛する人にしてみたら

時々何処かで嗅いだ事のある懐かしい匂い
あたりを見回してもそれらしいものは何もない
今自分は子供になってそれを探す

枯草色の道端にしゃがみ春を待っていたら
桜の雪崩に襲われ汗ばむ




344

当時のヒットソング
どんな状況、一人か誰かと何処で聞いていたか?
そんな事を思い出す
不思議にありありとよみがえり
そこに飛んで行く自分
気がつくとその曲は何十年も前の曲だったり
自由自在な人の脳


時々、本当に時々オンボロな衝動で
真夜中でも車で出掛けただ走る
明確な行き先はわからないまま
単なる代償行為と思えることが殆どだが…
みんな本当に行きたい場所を探している


○子 お前の寝息が可愛い様に…
この頃はマハロの寝息を聞くことが多い
お前はそのマハロを可愛がる
私はお前を可愛がる
限りある命よゆっくりと丁寧に回れ



345

知性とか叡智って何なんだ

年端もいかない幼い子供が労働をする
家族や親に言われるのか
必要に迫られて自らなのか
ペットボトルやビニールを集める

かたや先進国でも同等の問題も

世の中の富を均等に分配できるのなら…
とか思うけど、各国の権力者にもプライドがあるし
自分の富は確保したいし

対外的や体裁の部分も世の中には必要で
大概は民間、個人が手を差し伸べている
もちろん各国の政府も経済援助をしているが
日本政府のHPでも報告は閲覧できるが
歪や格差は人間の心の根底部分で健全を脅かしかねない

社会主義や共産主義は肩身が狭く古さを感じる
私は過去のそれには懐疑的な立場だが
構造としては理想に近い部分も多くあり
その左右二つの翼はいずれも人類のものであり
認め会わないと人類は羽ばたけないのである

世の中は緩やかにそういう道を歩んでいるとは思うが
EUや環太平洋何たらも20年以上前に発足し
機能していたりしていなかったり
TPPも利害、損得優先の交渉となっているが
この「小さな星」の住人としての自覚が必要だと

現実は前途多難だがそういう構想には必ず
夢や希望、理想が必ず含まれている

目をつぶることと今やること今やることで手一杯の感もあるが
多分、みんなが心の何処かで「気にしている」
人類歴史は更新されるけど、個性は唯一のものである
理想を幻想してはいけない!(世界と自分、すべてと個人)



346

墓守の木
ここにいるよって
おしえてる

紙町の小さな墓地に何の変哲もない桜の木
年に一度それは美しく散る
その様を見た者は墓参りしたようなものだ


言葉の向こうにあるもの
今わからずとも
ずっとわからずとも
入口に佇むわけにはいくまい
昼間に星空があるように



347

ときどき思うこと
大きい命を等分にしたものが
私たち一人一人の
命ではないかなぁと

一人一人にはたらく
因果を個々に引継ぎ
連綿と続く命の道
一人一人生き方は違うけど
愛情は大筋で同じだと
思っているんだけど

その等分という意識は
とても大事じゃないかと思う

以前「道具としての命」みたいなことを書いたけど
一人一人の個性、その人しか持ち得ない性禀を
如何に公や自分以外に使うかが道具と言う表現に近い
自分の命の使い方についてときどき省みることは
有意義なことだと思う



348

気づくと花が生けてあり

マハロを「ギョウ」させるため玄関のドアを開け外に出る
今までも鳴いていたんだろうに
「鳥が鳴いている」ことに気づく




349

ヒラリークリンントンさんがおばあちゃんに
昨日のインタビュー番組に娘さんと出演
おばあちゃんになる気持ちを聞かれ「エキサイティング」と
通訳は例によって「とても興奮してる」と訳すが
本当にそんな味気ない直訳ニュアンスなのだろうか?
日本の若者もこの表現をそのまま許容する時代なのかなぁ



350

駆け足で登る階段
君の待つ御堂の裏の
恋も亦亡霊となり
駆け足で降りる階段




351

不確かな感覚を幾度も重ねるも
「これは確実な感覚だ」という実感に乏しく
詭弁や偽善を繰り返す生活は未熟な自分の独りよがり、偏った心は
未来を恐れ、記憶に縛られ、今ここに自分は居ず。
邪悪な自分は時を弄び、奪われた時は記憶の中で腐ってやがて忘れ去り
何事もなかったかのように不確かな感覚をまた重ねる



352

みんな~きれいな花が勝手に咲いていると思ってませんか?

今日、仕事から帰ると下駄箱の上に切花の大手毬が置いてあった
テーブルの上でいただいたイタドリの皮を剥く作業をし
気がつくとその花はキッチンの窓辺に生けてあった
○ちゃんが知らぬ間に生けてくれたんだね

その花のご先祖~種子~苗と…
幾人もの人の手をを通じ我が家に飾ってある
そこまでのプロセスは無意識に割愛されるが
せめてその花が誰からいただいたものかという経緯は
知っておくべきかと思う

なぜ隣の枝ではなくこの枝に咲く花なのか?
そう思うと奇跡だし宇宙の妙だ
せめて僕はその花の名前を忘れまいと思う

紫陽花じゃなく大手毬



353

今から30~35年ほど前
アンプはフェンダーかメッサーブギがほしかった
裏は真空管が露出していてカッコイイ
トランジスタには出せない味わいあるサスティーン
とくにメッサーブギはコンバクトなシリーズがあり
僕にも手が届きそうだった
そんな若者の心理をついてかチューブというのもあったな~

バイト先の女の子のお父さんがフェンダーローズピアノを
所有しているなどと聞けば異性とは別の興味で興奮したものだ



354

昔、ローラースケートが流行っていた頃
西へ走る新幹線の中の通路を
ローラースケートを履いて上手いこと滑る男の子を見た
当たり前に批判の目に晒されていたが
僕も子供だったのでとても羨ましく感じた
彼はどんな大人になっているだろう

しかしあの体が感じる感覚は捨てがたいと



355

ひかり

気温も程よく上がり、紫外線も気になる季節となりました
そんな中、うだうだと阿南までドライブに行って参りました
7時40分~16時30分、ほぼ10時間 行きと帰りちがう道を通り
そのときどき、その場所場所のひかりを常に意識できたドライブ
三次元が織り成す多彩な光を満喫しました
地上にある物質の持つ色と時間と感情とが絶え間無く呼応し変化し続ける
光は旅行やドライブの記憶と印象を大きく左右する重要な因子
年齢による感受性や経験値をど返しする光の持つエネルギー



356

どんなに高度な文明を手に入れても
人と自然は密接な関係を維持し
自然への配慮を忘れてはならない

地球や宇宙にまで及ぶ人の身体意識は
知識への探求や自然への愛情をより深め
更に人を成長させる



357

仕事を昨日と今日二日間休みのんびりできた
何処に行くこともなく、何をするわけでもなく
ただお酒を飲み 気を抜いて過ごした二日間
明日からまた仕事かと思うと名残惜しい気持ち
一生このまま会社に行かず過ごせないものか?
真剣に考えてみるが当分は難しいって言うか
一生働く運命かもしれない 夢の年金暮らしは
聞くところによると無理そうだし…
それはともかくとして自分でびっくりしたのが
「自分 すごい泣くなー」ってこと
NHKの連ドラから始まり朝イチの鉄人レース~
郡内織と、多分どう歩み寄っても郡内織とか
普通泣かないところだが…
いったい俺にとって「泣く」ということは
どんな意味があるのか?こんな他愛無いことに
涙するのはあまりにも軽率過ぎないかとか?
思ってしまう。

一度取引先の応接室で待っている間テーブルに
生けてある一輪の水仙と目が合い不覚にも泣いてしまい
大変、相手も私も困ったことがあった




358

鼻をティッシュでかんで気付くこと
沢山 出ると気持ちいいですよね
その時に少しだけ自分の鼻水を味わってしまいます
その時の塩分が「丁度いい」と感じませんか?
そうなんです「丁度いいんです」
多分ですけどこの塩分濃度がおかずを食べた時に
丁度いいと思う塩加減ではないかと
勝手に思っています
今後もその感覚を基準に昇進致します




359

陽ざしのの恩恵
紫外線なども含み厄介もの扱いの昨今ですが
実はそれをも上回る恩恵がふんだんに含まれることを感じています
専門的な事はわかりませんが…
気分や情緒に大変な影響を及ぼします。
恋の誘発や妻帯者には愛している確認や
木々の色付きや人の振る舞いと多岐にわたり
その波及は無限にも思います
愛する人が日に焼けシミだらけになっては
残念ですが自分の中にそういう拮抗する条件を
提示すること自体が恩恵なのではないかと思います



360

一日一食とか
一日二食、三~五食といろいろですが
要は排便を飼い主が管理したいという考えで
コントロールを意図し回数や時間帯を決めています

どうだろう一週間に一回とか三日に一回なんて無理かなぁ
本当にすみませんが半年に一回だと楽ちんだなーって
勝手に思います



361

○ちゃんが言うには
うちにある桜はサクランボを採るための品種らしく
毎年赤く色づくのを楽しみにしている
可愛いながらそれなりに美味しいらしく
いろんな鳥や昆虫も食べにきているが
うちが所有する土地にある樹木なので
その果実もうちものだという判断が
一般的かもしれないが勝手に虫や鳥が美味しそうに食べているのを見て
「実はそうとも言い切れない」という考えにいたるのです
そんな考えだと果樹農家はやっていけないが
私は会社勤めだから躍起にならなくてもすむし
何より自分がおおらかな気持ちで家の桜に接することができるのが
ありがたい事だと思う
まとめると「雲を食べて生きてゆきたい」というとみたいな…

以前アメリカのアーモンド畑からミツバチがいなくなったというTVを見たけど
その理由ってなんだったんだろう?




362

世界の何処かでグズグズ言っているヤツがいる
いたるところでそういうヤツがいる
そういうヤツのおかげでことが進まない
世界の流れは大まかに言えば個人の心の向かう方向だと思っている
ナイジェリアのボコハラムもイスラム原理主義によるテロも
そういう風に僕は思う
知識もなくそう判断するのは危険だが
人間の心は快不快、喜び悲しみと単純でありたい




363

底無しの箱
男と女は恐々と其れを開ける
いつまでも其処に在り続ける箱を

約束の箱
男と女は契約を交わし受け取る
創世記が凝縮された箱を

永遠の箱
男と女は尽きること無く愛しあえ
その箱は最も大切な箱となり

宝物の箱
男と女はいつの日も愛しあえ
何人も奪う事の出来ない箱にせよ

神様が欲しがるほどの箱
神様でさえ奪えない箱
神様も羨む素敵な箱
そういう箱であれ



364

そもそも婚約とは
未完の人類には必要なものであったと考える
戦略にも利用されてきた経緯もあり
仕方なく人類は契約により拘束する必要もあった
だから「女がたそがれる」なんていう字なんだと

人類が完成していたとすればそもそも
こういう儀式や形式はなかったように想像する

過去の聖人や現代でも宗教者が何故独身を貫くかを
私は折に触れ考える




365

個人意識・目的意識・会社目的の大前提・目的クラウド・
闇雲・ビッグデータ・整備・下支え・順序・個人意識・
個人感情の蓄積・不満の対応術・トップの描く理想・
その差異・伝達方法・下支え・価値の評価・落差・閉塞・
将来展望・トップの熱意表現への評価・スマートさの弊害・
伝達速度・看板バリュー・自動的DM



366

姉の長男(私には甥にあたる)から結婚式の招待状が届いた
もう私たちふたりもいっしょになって20年になるので
そろそろそういうことがあっても不思議では無いはずなのに
何かピンとこない
仕事から帰ると居間のテーブルに置いてある招待状を見たとき
何か違う星からの招待状を受け取ったような気がした
それは何でだろう?
自分の中に潜在する感情がうわ~っとわき出ずるような気がして
自分では招待状の封を開けられなかった

生まれた時から知る甥だからいつまでも子供だと思って油断していたのか?
ん~多分、それは違うな
自身の人生の欠落した時間を補うような…
代替え充足への自己嫌悪か?
または自己啓発への強迫観念か?
門出を迎えるふたりにどんな言葉をかけることができる自分がいるのか…
と今から真剣に悩むのである

多分ありきたりの言葉しかかけられないと思う
ひょっとすると何の言葉もかけられないかもしれない…
やはり立派になった甥を見ておいおいと泣く自分がいて
それは久々の嬉し泣きであることは確かだ

今から勝手に想像を膨らませ過ぎの感があり式の当日は案外冷静だったりしたりして…
まあそんなところかもしれない

叔父である私が知るところでは甥っ子も素晴らしい男子だが相手の女性も
2~3回あっているがとても素敵な印象だ

式の日を
楽しみに待つとするか!




367

家具の中でも椅子の存在感は大きい

万人に座り心地の良い椅子などあってほしくなく…

眺めるには良く座りにくい椅子

空を飛べる椅子

人の価値を左右する椅子

悲しいときに座りたい椅子

拒絶する椅子

座りたいときに忽然と消える椅子

ファンファーレが何処からか聴こえる
辺りを見回す
通りのずっと向こう?
山の麓の村?

椅子の上に乗る男の子

座ってボーズをとる女の子

幼馴染の椅子

数人座れるベンチは椅子とは呼ばない

万人に座り心地の良い椅子などあってはいけない





368

美しい旋律を慎重に踏み出す
心の先に見えてくる浅瀬の小石をたどるように
心と行動が同時に歩む様は何と晴々しいことか
ときに追い越しときに遅れ
音でもなく色が示すものでも無いような
形すら無いのかもしれない
本心の発露をいつも見つめることができ
その理由を自分の行動と照合する
そういう自分でいつもいたい
今は少しの余白
その土に種を蒔くことは意外と大変な人生

そんなことをときどき考える


369

人の中にある悪性を助長する仕組みは
年を経た私達の中に既に組み込まれているものだと考える
その仕組みを多くの人は社会という自分以外にあると考えがちだが
そもそも社会を構成しているのは私達 一人一人

行き場を無くしたら、満足したら、自分に不都合ならば…
または止むを得ず人は罪を犯す

一人一人の命は本当にその人 本人のものなの?
個々を本当に「個」たらしめるものとは?




370

黙認 黙っていたら認めることになるという意味
その池の水は次第に汚れ 生き物は住めなくなる
ここは池でないので人は生きて行ける
だけどここは池のようなもの

愛は傷を補い、かばうことは出来ない
本来の愛はそういうものだと思う
その次元を下げてまで愛を貫くわけとは?

1時間後、明日、1ヶ月後、来年、再来年
必要なものはいつも同じ

何でこんなに多い言語が地球に発達したのか?
不便、非効率極まりなくそうなった理由とは?



371

昔から保存食というものに説明のできない魅力を感じている
小学生の頃TVで観た西部劇に焚火をし野宿する一行が
地べたに毛布を敷き寛ぎ干し肉をカッコ良く噛みちぎるシーンがあり
「干し肉ってどんな味なんだろう?」って思った。
今思えばサラミかジャーキーなんだろうけど
一回は昔ながらの添加物不使用のものを食べるのが小さな願望だ。
だいたい味噌も保存食のはずなのに「開封後は要冷蔵へ」がほとんどだ、
多分味のコンディションが変わるのでそれが無難なんだろうけど…
現代の保存食にはもっと武骨さがほしいところだ。
家庭に冷蔵庫がなければ保存できない保存食なんておかしいでしょ
荒巻ジャケ、身欠き鰊など見た目は合格ラインだが
TVで観た干し肉のようにそのままバリバリ食べることはないが
水が豊富な日本においてはしょうがないか?
しかし電気など文明の発達とともにほとんどの保存食は半保存食化し
本当の意味で保存食とはいえないし、
そういう視点で考えるとインスタントラーメンや缶詰は保存食でなく
加工品に過ぎないのだ

それから歳のいった女性が営む飲食店にありがちな
何でもホワイトリカーに漬け込んでカウンターや棚に並べてある店
基本的に嫌いじゃない、
理科の実験室か漢方薬局みたいで惹かれるものはあるが
それらで腹を満たすことは危険だ
やはり「噛みちぎる系」がいい

日本には魚介の干物が多くあるので試したが
結構生臭かったりしてどうしても炙ってしまうが
小さなイカの干物は合格点だった、
発酵系は微生物の神秘と環境に左右されるナイーヴさが捨てがたいが
基本シンプルな「塩と天日」→「そのまま食る」





372

取扱う商品の性質上長いスパンでのアプローチを考える
最低でも親子三代
営業個人のアプローチがそのまま
永続する効果的な形
あの世保険的
おじいちゃんおばあちゃんへ
ご安心下さい



373

docomoが25才いかを優遇するプランを出したが…
それとは直接結びつけにくいが最近思うことに(ここ10年くらい?)
低年齢化の高齢化がある、日々そう思わせるメタファーを探すのは容易い

何か幼児化とか逆行を連想しがちだが実はそうではない
慎重であったり臆病なのは実際そうだが
そういう流れの中で思うことは
何かの純度が高まってきている様な気がしている



374

「びょーん」と伸びるもの
昔のTV漫画の「いなかっぺ大将」の鼻水が伸びていたし
「まことちゃん」も伸びていた
欧米のコメディドラマでもチューインガムが伸びていた
実際試したがTVのようにあれほど長くは伸びなかった。
投稿動画などでは赤ちゃんの鼻水がかなり長く
ぶら下がっているのを見たことがあるが
伸びるものに少しだけだが何故だか魅力を感じる
納豆の糸、お餅、アイスクリームなんかもある
カメレオンの舌は素早く伸び獲物を捕らえる
吹き戻しのピロピロもいい 伸びるチーズもいい
ユートピアお決まりのギャグもいい
子供の頃の記憶が大人のつまらない考えまで伸びてくる



375

元気に弾け続け 転がり続け いつの間にか大人になっている
不安を覚えては忘れ 自分を好きになったり嫌いになったり
大人になっても転がっている

君が庭に植える花、君が部屋に飾る観葉植物が僕に話しかけんと今揺れた

体に良くないものを選び 習慣を慰めとし それを注意され勝手に納得し
傷を傷と認めず その症状に恥色の服を着せて見たりと
やっぱり今も転がって

家に帰り「おかえり」と言ってくれる 容易くも尊い安らぎをしみじみと

日々の加減は誰任せ?風よ吹け吹け種よ飛べ 風無き日には震わせろ
大声で自分の名前と所在を叫ぶのだ 大声でその醜さを歌えるなら
その先までもずっと先まで転がれる

「愛なんてわからない」「もうわかるのをやめようか」つい言ってはみたものの…
それも転がるってことなのか?




376

人であるということは
虫であるということと同じ?
生きることとはごく単純なことの様に
死ぬことなのか?

人類は危険なオモチャを持って遊ぶもの?



377

不安と寂しさ
グァム島の横井さん、ルバング島の小野田さんが発見され
日本の地に降り立った飛行機の扉が開き敬礼する姿を思い出す
終戦を知らずに最後まで軍人だった小野田さんは銃の手入れは怠らなかったと聞く

こんな事書いたらふざけていると思われるかもしれないが
二人が飛行機の扉から姿を現す放映シーンは
その数年後発見され話題になったオリバー君が飛行機のタラップに立った時の
上陸シーンと私の中では何故か重なる
何処か精神的に似たようなものがあったのかもしれない

その経緯を知る二人の霊長類ついては想像できる部分もあるが
オリバー君の気持ちについてはどうなんだろう?
目まぐるしく変わる自然界には無い出来事や環境を
受け入れていたのかそれとも怯えていたのか?

確か飛行機の扉から出てきた時敬礼ではないけど
挨拶する様に右手を上に上げた記憶がが残っている
横にいた人間に上げさせられたのかは定かではない

立場は違えどどちらも儚さが漂う



378

「先にあるもの」と「目は心の窓」

鼻という器官は人もそうですが犬などは特に突き出ています
匂いを嗅ぐという行為にすべてではありませんが
多くの情報が含まれているということです
鼻の様に突出した器官に耳もあります
音にもすべてではありませんが多くの情報が含まれています
フェネックなどは耳が大きいですね
膨大な音の情報を聴いていると思います
それぞれ環境に即し生きるための形状をしています

大和言葉で花、鼻は「はな」と言い「はな」は
「先にあるもの」という意味だそうです
私は専門家ではないので想像ですが
世界各地の言葉にも成り立ちにおいて似たような例が沢山あるのかもしれません

人の五感に対応する形状を自然界の生物に当てはめ
押し並べ平たくした形が人のデザインになっている気がします
「天は二物を与えず」と言いますが二物を与えられた気もします
それゆえ厄介事も多くあるんだと納得します
(対外的には与えられているが各人 自分的にはそう思っていないので)

個人的に一度はしてみたいことに花の香に酔いしれながら
知らぬ間に受粉を手助けする自分 … いいですねぇ

「目は心の窓」については現時点ではコメントを控えます



379

他人の事を批判するのは簡単過ぎて心の何処かで虚しさが泡のように
生まれて空気中に混じります。
そういうことに気づかない人はいつまでも批判を続けます。
その人にとっては他人事の部分が大きく占める感覚を自分の脳内で
ピンボールゲームを続けるようなもので
心の膜内に当たりボールは行ったり来たりするのを楽しみ
または代替ストレスを発散させているだけの行為で解決にはならず
解決の為の努力をしないで済むと納得、
放置の矢を自分に撃ち込むかのようで自分の胸の純粋な場所を
傷つけ汚しているような感じがします
それでもその人にとっては「明日を迎える為に必要」なんだろうと思ったりもします



380

ある事件で思うこと

小径で囁きを聞き悪魔の行為に至る子供
現代の小径は風通しがわるく清らかな湖や草原からの風が運ばれる場所は少ない
大人はときに記憶の小径散歩したり僅かなスペースにオアシスを見つけごっこする

小径ですれ違う人は意外と多く小径を形成する周囲にも人の気配を常に感じる
現代の小径は壁と障子以外にも目耳があるが体裁としての人権は大袈裟に謳われる
小径に権利などは仰々しく 狭くともおおらかな囁きに周波数を合わせられる心

小径は最終目的に至るまでの大切な寄り道
現代の子供たちには沢山の寄り道をしてもらいたい それは大人も同様だ
子供には本来 人である為の純粋を多く持ってほしい 大人は子供のようにあってほしい

小径は人の意図が少なければ少ないほど善いということ
そして純粋が如何に危うく脆いものかということ
判断基準と制動力はその子が育つ家庭に大きく左右される
完全でない人の我が子をを完全でない人の親が育てることは簡単なことではない
人は愛情という最大の武器をしっかりとガッチリと握りしめて離してはならない

それにしても世の中にはなんと悲しい境遇の中で育つ子供たちがいるのかと
胸を締め付けられる

「純粋を神と悪魔が奪い合い」



381

滅んでゆくものに光をあてる人たち、
価値の無いものに価値を見出そうとする人たち
その狭間を行き来する人たちは喜びたくも悲しみたい
そんな心の仕事を嫌になるほど繰り返す そういう習性なのだ

安心の中に重苦しい余韻を残し
晴れがましくも悲しみを寄り添わせる
自分がこんなに不幸だと、こんなに幸せだと
お茶を飲みながら話しTVを見ながら考える

溢れる軽率な情報に慣れ親しみ
薄っぺらい儀式をしてはその気になっている
それなりの結果は省みず置き去りにされる
ゴミ捨て場の拡張を考える



382

和の流動化 和とはそういうもの?

倭人でも和人でもないところの和のこと
星はおしなべて丸いので和である
人間社会の和がある場所は何処か?
登り調子で勢いある会社や国に見られる?
でもそれが本当の和かどうかはわからない
和への欲求は等しく人の心に存在し
その具現化への過程に多く和が存在する
ときにいとも簡単に崩れ去る脆さを有し
共通目的の確認と意識付けを絶えず行い
その脆弱さを常に思いやる優しい心
輪は輪を持って貴ぶ和の相乗効果

和は有って無きものと言えるうちは未熟者
折々に現れる目前の光や遠くの光の刹那を記憶せよ
心に重ねる和の層に酔いしれてはいけない
人の目的は和しかなくそれ以外に何も無い
ときに放蕩者だと自覚して親の存在意識せよ
親の思いは貴方を最期まで見つめんと
その眼差しは和を願い和は伝統に享受する
有史以来の連綿の中にその血筋を守らんと
貴方が此処にいることを誇らしく思う

さあ「和」の手強さときたら半端ではない
障害と思えるときこそ和は強く存在し
私たちを苦しめるものである



383

昨晩の時点で明日の晩は燻製を食べるということであれば
燻煙後になじませる時間が足りないので目が覚めたついでに
燻製を作ろうと思い行動開始した
「真夜中の燻製」乙だね~
熱燗にはつかうが…

燻製はスパイス文化の発達した西洋のイメージだが
日本にも燻りガッコがあるが私は日本の燻製料理はそれしか知らない
秋田のおっちゃんが手ぬぐい頭に巻いて囲炉裏端で燻りガッコかじって
「乙だね~」などと言うのかな?

一度 雅楽をする人にその感覚はどうなのか訊ねてみたい

ところで自家燻製はこれで三度目だが
今回はタコとサーモンの切り身で挑戦したが
サーモンはそれらしい感じの仕上がりだがタコは水分が多いので
漬け込みと燻煙時間をもう少しながくした方がよいと感じるが
今晩食べてみてから考えよう

よく考えたら木曜日から出張じゃないか
豚バラは日曜日に漬けたので月曜日の晩の作業になるがどうなんだろう?
大きなブロックで7日というから小さい肉なので9日間は漬け込過ぎにならないか?
まあ仕方がないので今回はそれで試してみることにしよう



384

ソファーベッドに横たわり仏壇を何気なく見る
位牌に漢字が縦に並ぶ
戒名(法号)、浄土真宗では法名
クリスチャンネームと同等に
本来は死んでからいただくものでなく
生きて授かるものなのに…

日本人の大半が仏教徒というデータはあるが
そう認識している人はいかほどか?
よく聞く感覚でいえば儀式は形で体裁だと思える
必要にせまられて初めて自分の家の宗派や旦那寺を知る人は多い
そんな事でいいんだろうか?と…

新興宗教が多い国は経済的に豊かな国に多く
何れも既存の宗教がベースとされるが本当の意味で
真理を求める人々が如何に多いかを感じる

形骸化甚だしい日本人の宗教意識は大罪に値し
国家の課題だと思う



385

逆立ちしても僕らは君たちの代弁者になれない
僕たちはまやかしに群がりムダを好み
それでいて富を好む生き物

僕らは自分たちことを何処かで優位な立場にあると思っているが
君たちから結局はほとんどを享受されている
ぽっかり空いた虚無の補填に使っている意識はなく

僕たちの求める富に君たちは関心はなく
君たちの存在そのものが僕たちを超えている
それでいて寄り添おうとする


386

雨風をしのげる荒屋に住んで
絵を描いて暮らし
絵と野菜を交換し川で魚を釣り
何とか体は丈夫だ

プロパンガスがほしくなって
農家や漁師のアルバイトをする
そんな贅沢は私には合わなかった
ガス器具も無い島で失敗した

子供の頃、図鑑で気球を見た
人が乗れるアドバルーンを
丸い丸い気球を飛ばすには
硬くて重い空だと思った

風の中を旅する思いが
こんなに塞いだ気持ちにさせる
固くて重い空でも
ここよりは高いから

晴れた空を探す旅
荒屋のことを 思い出す
今は立ち話もできない
不便な空だ




387

死んだ人が其処に居続けることはやがて幻になるものだろうか?
貴女を愛することがいつの日か普遍的世界の一粒となればと願う
その種の存在すら想像できない人になってはいけないと
死んだ人の亡骸は何れ朽ち無残となるも幻となることはない
そういう素直な心を人は携え生まれてくるものである
だから人は幻とたたかっていることを時々実感する時間が必要なのだ



388

比較する対象のいるしあわせ
比較する対象のいないしあわせ

比較により基準を求めるのはどうなんだろう
だけど社会に出ると人は人の物差しで人を見る

それに媚び それに惑い それに奢る
そういうことはあってはいけない

あなたはあなた以外でなく 他人も同様だ
人ひとりはそれぞれの基準を高める為の
素直な比較、ある意味世俗の基準とは別次元

なんとなくシンクロする頭の中



389

僕が最期に君を
抱きしめるとしたら
共に過ごした日々の
すべての記憶を
一瞬に固めて
宝物にするんだ

君が最期に僕へ
笑顔を見せるのなら
呆れたすべての日々を
許してくれるのかなぁ
ふたりの軌跡が
僕の宝物になれ

今日という日がずうっと
繰り返されるのならば
これからも いつまでも
このままでいたい
だからそうじゃないと
宝物の意味がない

だから ずっと ずっとずうっと
永遠があるならば
存在 その真実を
確かめて行こう
だから僕らはきっと
約束をはたせるはず

創世記のふたりに
僕ら 戻れるのならば
聖書の続きを
したためて行こう
すべての制約さえも
乗り越えて行くだろう

君がずっとずっとずうっと
僕もずっとずっとずうっと
ふたりはずっとずうっと
何も言うことなし
わがままによさこい祭り
眠いけど踊るのだ

世間ではありがちなしあわせかもしれない
でもそれを特別なしあわせだと感じるんだ
ありがちなしあわせこそ普遍的なのかもしれない





390

だらしなく酒を飲み
苦痛を少しだけ好み
愛さないと言いながら
乱暴に抱きしめる
君が光なら僕は影でいい
闇を背負うことが
生きる贅沢だと感じるから

お遊びで危険を演じ
浅はかさを拒絶し
正しさを求めながら
嘘を引出しに入れる
君が光なら僕は影でいい
大部屋の三流役者は
控え目な未来を愛するのです

でも僕は小さくてきれいな鳥を飼っている
毎日 話しかけている
思慮深い仕草で僕の指先を噛んでくれる
つくづく僕は甘えん坊だと思う



391

罪が目に見えるものなら
贖うことはもっと容易いだろう

一部始終を記憶していれば
告白し少しは楽になれるだろう

罪の根源を生きる力とすれば
運命の呪縛が解けるかもしれない

書物のヒントと短い記憶
許される限り実証を重ねること

原因については反省のしようもなく
遠い過去は闇に置き去りにされたままだ

理由もなしに謝ってはいけないけど
後から理由がついくるのも人生ということか?
私たちは言語の違う主に仕える者たちである



392

現実めいた正しさを議論中
手間暇かけて実感をもたないと心の中でそれが「本当に正しい」か不安だ。
「今はここからここまで」について考えていますと
自分の中でキッチリ線引きできればいいが連想されることすべてが口をはさんでくる
またそういう作業そのものが毒を分泌する、
もちろん解毒剤も持ち合わしているが
タイムリーな服用は意外と難しいし用法の注意書きなど見たことない



393

もし雨風など天候に感情や意志があるとしたら…
今回の台風、雨がひどく 気になったので高知の母親に電話してみると
「こんなに降るのは初めて」だと…高知の人がそういうくらいなので
それは相当な雨量だとわかる

昔、ある国に侵略される危機が迫っていて
国境の「河が凍らないように人々は強く祈った」という話を聞いたことがある
例年は戦車が通れるくらい厚く凍るので
その国の人々は怯えただただ暖冬を祈ったという
たまたまなのかもしれないが思いが天に届いたのか
その年はめずらしく凍らず敵の侵略は果たされなかったと聞いたことがある
もしその国が侵略され共産化されていれば
日本も何らかの被害を被っていたのかもしれない



394

手をつなぐ

ケンカしてその手を振り払っても
すぐ手をつないで仲直り
つないだら気持ちよくごめんねって

宇宙戦争のグチャグチャでも
手をつないでいたいと思う
つまらない大人は我にかえれる

震災のときも手をつないでいたい
離れていてもつないでいたいと
痛みと悲しみ、共有できたかな?

結局、僕らは手をつなぐ運命だ
理想の世界、今はちがうけど
手をつなぐと似たものになる

本当はすぐにでも天国を築けるかも
いけないことは理想の利用
でもいずれ時が解決する…

会社でも手をつなぐイベントしたい
どうかなぁ???
まずは握手からだなぁ

自然な感じで




395

僕は田圃の真ん中で生まれた男の子
僕の中にはあの美しい風景がいつもあるし
事実 米を食べて大きくなった
だいぶ昔から日本人は米を食べなくなったと言われてきたが
やはり米は日本人に愛されている
た稲作文化が日本から消えるのはさびしいけど
執着や拘りが停滞の原因になるのならやむ負えない?
だけどあの風景は残したいのだ
比較的 世界の中でも穏やかな国民性は
美しい田園風景に関係があると思っている
田圃に水が張られた時期の朝な夕なは何とも美しい
多分 世界各国の国民が自国の美しい風景と文化に
強い誇りと愛情をもっていて
各国アピールの上手い下手はあるけどそういう地味な戦いは世界で続いている
我が国においてそういう教育があきらかに足りないと感じている


いつものように思いつくことをしたためていると
にわかに 雨音が聴こえ
その予測しずらいリズムやアクセントは
本当に豊かでおもしろい
今の僕には最高の音楽に聴こえる
先日の大雨で被害に遭われた方々には申し訳ありません

「降る音、当たる音、流れる音に跳ねる音
庭に寝ているよその飼い犬が今、瞬きをした
犬小屋の入り口に背を向けまた丸くなった」


灯篭の業者さんに今年はどうかたとたずねる
「例年どおり」との返事だった
言葉や表情は形に属し行動や生活そのものも形と言えるかもしれない
亡くなった方へ対する表現として
お盆があり 各地で独特の風習や習慣がある
讃岐では仏間にこの地 独特の形をした灯篭を飾る
初盆は白、二年目は銀、三年目は金、紙と竹ひごでできていて
お盆に帰る死者が迷わないようにと目印として飾る
その灯籠は亡くなられた方の子供や孫がおくる事を習慣とし
死者に対する気持ちの表現なのだ
この世でも思っていても伝わったかどうか実証しずらいが
言葉や行動で表し、ときにプレゼントという実体をもって表すが
実体のない亡き方へおくる灯籠もまた同様だ
伝わったかどうかは証明できないが
おくる方のほとんどが心のどこかで伝わると信じている
それってとても大切な習慣で豊かな心の行動
この世ではとくに証明や実証、結果は重要だが
灯籠は純粋に亡くなられた方を想う気持ち以外に何もいらない
高い安い、大きい小さいは関係なく
美しい文化として後世に残したい
黙っていては伝わらない、
世の旦那さんも奥様に「好き」とか「愛してる」って言って下さいね
そんなことを思うのです



396

何軒も梯してまだ行きたいと思う人いれば
腰を据え一軒の人もいて
体裁上 食事を含め三軒くらいが適当か

皮、骨、肉、鱗、内臓
全部 つかってあげたい
あなたのすべてを

輸入家具
箱を開けると
干からびた
クモが一匹
はいってる
雨の地面に
捨てて弔う


たった今
生まれて
鳴き出す
蝉の親
17,13,5,6年
この世の
不条理
泣き喚く
其れにもまして
世の中は
理不尽なれど
いとおかし

女の子大きな布花髪飾り
この世に無いほど大輪で
ファッションセンス度返しの
この子の目印哀れなり
香り立たんと花飾り
負けじと放つ子の匂い
しとやかな女性に成れとばかりと

あなたの欲張りな魂が愛情を育てる
あなたの危う気な生き方も愛情を育てる
骨にになろうと灰になろうと

鉢巻と襷は心に締めよ
見えないときほどかっこいい

大小に関わらず
濃淡に関わらず
姿形に関わらず
人も花の様に
愛でられたい
愛でる権利
もって生まれて
関わらず


Googleearth
斑が星いっぱい点在し
僕のわがまま小さすぎ
画面にいっぱい
欲望がただれて溢れる
iPad持っていられず

僕のお母さんに今すぐ謝って
汚れた頬を優しいその手で
「包んで下さい」
大袈裟に見せたいだけ
斑は小さな一点に帰る
お母さんは大丈夫?


価値ってなんだろう
築いた価値は形でも無く
現実には存在せず
時間の支柱から
ほとばしる光

価値ってなんだろう
作って壊すを繰り返す
過去と未来の間の只今
そこにあるはずの
一粒の善

価値ってなんだろう


わけあって形をもった魂が
この世でせっせと励んでは
行方知れずの魂に


捨てる事はできない
愛する人のものだから
綺麗汚いかかわらず


限りあること
限りなきこと
二つが一緒に歩んでる



397

ねぇ 普通ってなに?

置いてあるバナナがだんだん黒くなっていくこと?
昔あったいろんなことを思い出すこと?
お腹空くこと?疲れて眠くなること?
お気に入りの肌着がだんだん傷んで
似た様なものをお店で探す僕

普通は特別を支配する



398

気が狂ってる!
いつもは普通?
でも気が狂ってる!
やっぱり普通?
でもやっぱり気が狂ってる!
そんでもってどっち?
狂ってる?
普通?
狂ってる?
普通?
どっちも?

気がふつってる?
ふつってる?



399

降り積もる未来の時間
そんな大切な時間
洗い流す


400

普通が気狂いに覆い被り
気狂いが普通をねじ伏せ
まだ繰り返す
時間の重み


401

棚の上に少し見えてる
100%の愛
お前の引き出し
小賢しい!


402

新規メモ
また新規メモ
またまた新規メモ
またまたまた新規メモ

早くしないと音が鳴っちゃう
タイトルコールが流れちゃう

だからどんどん新規メモ

保存されない新規メモ
新規メモは僕の舟

本当の時間、今しか無いの
思い出の無い時間って大好き
鮮やかはすぐに萎びちゃう



403

今、降臨しました
自分が自分に
やっぱり救世主
自分が自分の


404

なついあつ
「冷蔵庫にアイス入ってるよ」
その気遣いが涼しくて
知らん間に誰か食い


405

学校の帰り道
あなたはいつも
待っていてくれる
二階の窓辺から
迎えてくれる

僕も帰り道
あなたの窓を気にしてる
そういう関係
あなたその家の子?
本当は違う?

毎日あなたしか
気にならない
お父さんお母さん
本当の親?
どうでもいいけど

一回たった一度
一緒に遊ぼ!
その子は病気?
伝染病?
うつるうつらない?

今日どんな具合?
いつもと同じ?
自分愛してる?
憎んでる?
早く決めろっちゃ!

僕、君と遊びたい!
何して遊ぼか?
想像しといて
外で遊ぶ?
悲しい家の中?

夏だから暑いね
帽子被ったよ
この帽子どう?
似合ってる?
なら笑ってみてよ…

授業中あの子のことを
何度も考える


406

我が家の時計の数
リビングダイニングに二つ
居間(応接間?)に一つ
和室に一つ
洗面所に一つ
寝室に一つ
フラ部屋(物干し部屋)に一つ
腕時計を除いて
目につく場所に置いたり掛けたり
景品の温度計と一緒になっているのとかも
入れるともっとありそうだ
○ちゃんはきっちりした人なんだと思う


時間の帯に予定を几帳面に置く
それを眺めて御満悦
後にいろんな感情散らかって



407

宇佐美里香 カッコイイ
「日本人に敬意を表す」
みんなYouTube見て!

泣いちゃった!のです



408

どうしたって僕らはいつも
くだらない時をくり返す日々
それがイチバンの幸せだと
信じていられるように

誰かひとりが欠けた世界は
心の何処かに隙間をつくり
二度と逢えない人がいたことを
少し記憶する事となる

君の中に失くしたすべてを
当てはめる作業をするも
僕の中の手の届かない場所
その場所に行けたら

そんなことを考えては
だらしなく散らかってゆく
鞄の中、車の中、テーブルの上
傷や汚れが少しずつ

どうしたって大切な心は
浪費と失敗をくり返すけど
それをしないと本当に
だらしなくくだらないだけに

…なっちゃうの



409

子供の頃 僕は床に寝そべり
みかんやバナナやリンゴを並べ
話しかけていた
それぞれの色と
それは丁寧に話した記憶がある
他愛もない時間かもしれなかった
でもいつまでもそうしていたいし
その場を離れることができないほど
まったりとした贅沢な時間だった

「果物と僕」は天国の様な何かに優しく
包まれていた感覚を思い出す

やがて僕は大人になって
音を聴き色を見て形を認識し
匂いを嗅ぎそれに触れる

「それはお前のことだよ」って
あの頃の感覚で僕は言いたいの!



410

たくさんの命が山積みになっている
曇り空の下、出勤途中にも
コロリコロリと転がって…
平穏な日々に
いのちの重みとか
感じることはむずかしい

たくさんの命が山積みになっている
地面の下に眠る真相を
生きている限り知ることは無く
半端な光に
満足しているのなら
その命は少し悲しい

たくさんの命が山積みになっている
甘受し難い現実…
それはあんまりに純粋ゆえ
その透明に気付きもしない
寂しがることも無く
僕にそっと寄り添う

たくさんの命が山積みになっている
消滅はゆるされない
逃げることも誤魔化すことも…
できないのは命しか無いから
私たちも本当はできないんだよ
何故なら一つしか無いから



411

形の無い空気が如何に貴重で大切かを思うとき
僕は「価値」と言う概念に想いをよせる


412

2014年8月

26日 8:40高松西I.C→大洲I.C→八幡浜オレンジフェリー12:45→大分港15:10(臼杵港)    
   16:00大分市内ルートイン大分駅前着(山内農場で食事)

27日 8:30→210号線由布町経由→日田(11:15)来来軒焼そば食事~日田街並~
   
   青の洞門~中津市14:30(からあげの鳥しん)~中津城~
   
   16:00中津サンライズホテル(駅前スーパー~白木屋で食事)

28日 8:30高速にて→佐伯10:30市場にて海鮮丼→13:00九四フェリー~

   佐田岬(入船ベーカリーでパン購入)~

   大洲のとあるスーパー立ち寄り高速→高松中央 
   
   (17:50プーキーでマハロcheckout)~自宅到着(18:40)



413

盲信

ほとんどの人が
太陽の恩恵に
感謝している

何の気無しし
そうなんだと
信じている

ほとんどの人は
いつとなく
圧倒される

それは人が蓄える
涙のような
存在に似る


ほとんどの人が
涙がきれいだど
信じている

できれば
そうあってほしい
そう思っている

ほとんどの人は
そう願うしかなく
何となく信じる

それは人の中にある
太陽のような
存在に似る



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